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特許法の通常実施権の中で相当の対価を支払わなくてはならないもの

弁理士のきさらぎです。

 

早いもので短答試験の合格発表まであと1週間です。

さすがマークシート。採点が早いですね。

 

さてみなさんは特許法通常実施権の中で相当の対価を支払わなくてはならないものを瞬時に言えますか?

 

先願優位の原則から考えていけば、だいたいわかるところなんですが 

なかなかすぐには出てこないですよね!

 

安心してください。これには語呂合わせがあります。

 

泣くに昼夜に、金払え

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なくに  79条の2(移転登録前の実施による通常実施権)

ちゅう  中用権(80条)

やに   82条(意匠権の存続期間満了後の通常実施権の専用実施権者、通常実施権者)

金払え  相当の対価が必要

 

この語呂合わせの場合、金払えの部分で使用する場面が想起できるのでとても使いやすいですね。

でも、やに(82条)ってなんだっけってなりそうです。

 

ちなみに受験生時代なんとなく違和感を感じていましたが48条の3第8項の通常実施権は対価が不要です。

改正本にも次のように記載されています。

当該通常実施権を有する者は、先使用(同法第79条)等と同様に、その出願に係る発明が特許になった場合に、その特許権に対し有効に対抗できる地位を有するため、補償金(同法第65条第1項)を支払う義務を負わないことから、当該通常実施権を有する者に対する補償金請求権の制限について明文規定は設けないこととした。

 

相当の対価ではなくて補償金請求権の制限と書かれていますが対価も不要なのでしょう。