弁理士試験合格 会社の反応について

1、弁理士試験合格 会社の反応について

少々昔の話ですが弁理士試験合格したことを会社に報告した時の話をしたいと思います。

 

私が会社に合格したことを報告したのは、口述試験の合格発表の後でした。

直属の上司に報告をしました。

 

その上司からは「おめでとう、すごいね」と言ってもらうことができました。

その後、部門長にも報告をし「おめでとう」といってもらいました。

そしてその時に弁理士を名乗ったり、活動するには弁理士登録が必要でそのためには会費を支払わなくてはならないことと、その費用を会社で負担してもらえないかを聞きましたが残念ながらそれはできないという回答でした。

これは当時の私には衝撃でした。

会社初の弁理士が登場して、新しいことをやるチャンスなのになぜ???って思いました。

 

2、会社と資格について

資格を取得してまだ間もない私ですが、会社における資格について思うところを述べさせてもらいます。

会社では、この資格を取ってほしいと言われて合格した場合は、その資格のレベルが低かろうと合格率が95%以上であろうが高く評価してもらえますしお金も出してもらえます。

しかし、頼んでもいないのに勝手に資格を取った人に対しては、たとえその資格が難関資格でも評価するわけにはいかないし、むしろどう対処してよいのかわからないのでしょう。

 

ある意味、当然のことだと思います。

私のために会社が仕事を用意するわけはなく、会社のために私がいるという関係ですから。

特許事務所やよほど知財に力をいれている会社でない限り「よし、弁理士を取ったならこの仕事をやってもらおう」とはならないのです。

むしろ世の中的には弁理士??それはなにをする仕事??

っていう人のほうが多いのです。そこは視野を広く持つべきなのかぁと。

 

3、企業で弁理士資格をどのように活かすのか

上の話は、弁理資格をとることが会社員にとって無意味と言っているわけではありません。

資格とったから給料を上げてくれとか、ポジションを与えてくれというのはちょっと違うのかなぁと思っているだけです。

確かに資格をとるまでにたくさんのお金を使い、さらに弁理士登録したことで実質的な年収は大幅ダウンしました。

しかし弁理士資格を持っているということは少なくとも行政である特許庁がその人の法律的家として知識と理解を一定のレベル以上と認めたわけです。

これはとても大きなことだと思います。

実務と資格試験には乖離があるとは言いますが、やはり発言には威力がでます。

知財系の仕事はしやすくなると思います。

(ただ逆にプレッシャーも味わうことになると思います。こんなこともわからないのか、こんな間違いをするのかと思われてしまうと資格自体のレベルを疑われてしまいかねないので。)

そういった有資格者だからこそこんな仕事(もちろん会社に有用な新しい試み)をやりたいです。やれます。といったアイデアをアピールし、なんとかやらせてもらって成功させるしかないのかなって思います。

自分はまだそういったアイデアが完成していないので、動いていないですけど。。。

 

それと、会社以外にコミュニティができたのはとてもありがたいことです。

違う企業の方や、特許事務所の方々と話をすることで単純に楽しいですし、いろいろな考えにふれることができます。まさにプライスレスですね。