弁理士ってどこ?

弁理士試験のテクニック、参考書を紹介するブログです。

弁理士試験を受けるきっかけ

こんばんはきさらぎです。

 

弁理士試験を受けるきっかけは何でしょう?

 

それは人それぞれだと思います。

私の体感では弁理士試験を受験をしている人は以下のような人が多いです。

 

1、特許(法律)事務所に勤務しており、業務で必要だから

 このきっかけが最も多いと思います。

2、企業の知財部に所属しており、知財の理解を深めたいから

 意外にも多いと思います。大抵の人は会社に受けなさいと言われた訳ではなく自主的に受けています。

3、企業の開発部に所属しており、知財に興味があるから

 こちらはそれほど多くはないのですがゼミに1人はいるって感じです。

4、まったく違う分野(研究機関、製造技術など)にいて、特許事務所への転職を考えているから

 テレビなどで目にする限り研究機関は成果を出し続けないと安定しない大変な世界のようです。手に職をつけて再就職するために受験をしています。

 

 私は3番でした。

 なぜ受験しようとを考えたか?

 

 ある程度初期的な研究をする開発部にいると、研究成果(製品)が世に出るのは5年~10年後。途中で打ち切りなんてこともよくあります。

 その間は、目に見える成果ってあまりないんです。

 すごく良い技術や解決方法を見つけても、それって形のあるものではないし、誰がそれを開発したかなんて誰も気にしないし、上司がどう判断するかによって評価されない場合も結構あります。

 自分は会社に貢献しているのだろうかなどと考えてしまいます。 

 しかしわれわれ開発部員はこの間に特許出願をこつこつしていきます。

 特許の知識があれば、この間の期間も有意義に過ごせるのではないかと考えました。

 自分が開発したものが新しいものなのか?将来に備えてどんな権利を取得しておけばよいのか?そのためにはどんな実験をしておけばよいのか?

 実際この点においては、弁理士試験の勉強をしてよかったなと思います。

 

2、勉強の始め方

 私のように開発の仕事をしながら、なんとなく弁理士試験に興味がある人は多いと思います。

 しかし受験に踏み切る人は、ほんの一握りだと思います。

 弁理士試験は理系の最高峰の資格と言われていますし、本当に自分で受かるのかという不安もありました。

 また合格者の平均受験回数は4回以上(平成29年度4.17回)、最初の年は受験しないとすると5年以上勉強することになる。さらには知財業界にいない自分はもう少しかかるのではないかとネガティブな考え方が先行したからです。

 

 そこで当時の私は、最初は独学で無理なく勉強して短答に合格できたら、きちんと受験期間に入って勉強をしようと決めました。(3回の短答免除があってこその計画でした) 無理なく勉強をしてダメならばあきらめようと考えていました。

 そして論文の勉強には一切手を出さずに、初心者用のテキストと青本と短答の過去問を購入して勉強を開始しました。 

 

 その後運よく合格できたので、本格的に受験機関で論文の勉強をスタートしました。

 今思えば、最初から受験機関に入っていればもっと早く合格できていたと思います。

 しかし迷っていた当時の私はこの方法を思いつかなければ、一生弁理士試験を受験していなかったと思います。

 受験する理由は人それぞれだと思います。

 特許事務所に勤務している人や転職を考えている人はすぐに本格的に勉強をしたほうが良いと思いますが、私のように興味はあるけど、差し迫った理由がなく受験に足を踏み入れられない方はまずは独学で短答合格を目指すのもありかと思います。