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口述試験の体験談(問題編)

こんばんわ、弁理士のきさらぎです。

 

前回は口述試験の体験談として試験のイメージが湧くように全体的な雰囲気を紹介させてもらいました。

kisaragia.hatenablog.com

今回は実際の問題を紹介したいと思います。

詳細な内容はLECが出版している口述アドバンスを参考にされたほうがベターと思います。

 

 

私が実際に現場で考えたことや答えたかたが参考になればと思います。

1、特許法

男性2人の試験官でした。

席につくとすぐに、「緊張しないで、落ち着いてこたえてくださいね」とやさしい言葉をかけていただきました。

 とはいえパネル問題だとわかった瞬間に、緊張はマックスになりました。

練習の時からパネル問題は苦手で、その場で考えて正しい答えを出せないことが多かったからです。

 たしかパネルには特許法の29条1項1~3号の条文が書かれていました。

つまり新規性の問題について聞かれました。

ちょっとつまづいたのは刊行物とはどういうもののことをいうか?

という問題。

基本中の基本ですが、頭が真っ白になっており、なかなか最初の言葉がでませんでした。

しかし、20秒くらい奮闘した後に、ふと頭に降りてきました。

2枚目のパネル問題もありました。

2枚目のパネルは甲と乙がでてきて甲が刊行物で公知した発明を出願した事例だったかと思います。

5問くらい問題があったかとおもいますが、特につまることなく解答できたのを覚えています。

特許法が時間内に終わったときは、本当にほっとしました。

口述試験は特許(実案)、意匠、商標の3科目のうち2科目で不合格点をとってしまうと不合格ですので特許がダメだとリーチがかかってしまい精神的にも厳しい状態に陥ります。

逆に特許法が合格となった場合、次の意匠も合格すれば口述試験をパスできますので合格へのリーチがかかることになります。

ということで、本当にほっとしました。

2、意匠法

試験官がどんな人だったかはの全く覚えていません。

意匠法も確かパネル問題でした。

自動車のサイドミラー?(自動車そのものだったかも)の権利者とサイドミラーを製造販売するものの事案だったかと思います。

部分意匠と部品の意匠などの効力の違いについてや、利用や間接侵害について聞かれました。

答えに対して「それだけですか?」などと何度か聞かれながらも、正解をこたえられたようで笑顔で終了したのを記憶しています。

意匠が時間内に終了した時もうれしかったですね。

なんせ、合格が確定したことを意味しますから。

ただし、なにがあるかわかりませんので商標も当然時間内にこたえきるぞという気持ちでいきました。

 

3、商標法

異議申し立てが指定商品ごとにできるかという問題だったと思います。

そのあとに他に指定商品ごとにできる審判を聞かれました。

その他に不使用取消審判の趣旨など聞かれました。

最後はパネル問題でした。

パンの事例だったかと思います。

最後の問題が終わると、主査が副査を見ていいですかねみたいな表情をして副査の方がいいでしょうといった反応をして終わりました。

時間が余ると雑談などがある場合もあるようですが、わたしは一切ありませんでした。

 

3科目が終了すると、係の方にそのまま帰っていいと言われホテルをでました。

 

4、まとめ

わかったこととして

・まず、条文は見ても全く問題ない。ただし時間のロスにはなるので注意が必要。

・趣旨は青本通り答えられなくても問題ない。少なくともひとこと趣旨で返しても大丈夫でした。

・最も怖いのは、頭が真っ白になり無言のまま時間が過ぎていくこと!こうなってしまうと試験官も助け舟をだすことができません。口述試験は最後までいかないとその前がいくらできていてもごうかくできません。

無言防止の練習はしておくべきです。

例えば、近い条文をいうとか、趣旨問題であれば、国際調和のためとかそれっぽいことをこたえるのも一つの方法だと思います。