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論文試験の答案構成について

こんばんはきさらぎです。

 

本日は論文試験の答案構成について受験時代に感じていたことと戦略をご紹介します。

 

弁理士試験でいきなり答案用紙に解答を書く人はいないと思います。

ほとんどの人は、白紙に答案構成をしてから、答案用紙に解答を書きます。

 

これは以下の理由からだと思います。

・時系列を整理して解答するため

・論述の順番を整理してから回答するため

・誤記を減らすため

 

答案構成用紙は、提出しないためどんなに字が汚くても極端なことを言ってしまうと白紙でも解答用紙さえ、きちんと書けていれば合格することができます。

よく答案構成舞台裏解答用紙舞台そのもの といわれます。

つまり、舞台裏がどんなに散らかっていても(汚い字でめちゃくちゃなものでも)、舞台さえ素晴らしければ、客(採点者)は満足してくれます。

一方で弁理士試験では、答案構成の時点で合否は決まっている などという先生もいるくらい答案構成は重要な作業です。

 

私自身、自分の答案構成のやり方が正しいのか不安になって「答案構成はどのように書いたらいいんですか?」と質問したことがあります。

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先生の回答は、「自分で分かるように書けばいいんだよ」というものでした。

確かにそうなんです(バカのこと聞いてすいません。。。)。でもやり方を指定してくれたほうがやりやすいんだけどなぁって思っていました。

 

私は論文ゼミに入っていたので、人の答案構成用紙を見せてもらうこともありました。

答案構成のやり方は大きく分けて以下の3パターンです。

①条文番号、論点(キーワード)だけを書くタイプ

 メリット  答案構成に使う時間を短縮できるので時間に余裕ができる。

 デメリット 解答時に頭の中で文章を作る必要があるため、文章作成能力が必要。

       解答時にどのように書くか悩んでしまうとタイムロスしてしまい、

       未完成答案になるリスクがある。

       答案構成終了(解答開始)から解答終了までの時間予想が立ちにくい。

 

②全文書きタイプ

 メリット  解答時には答案構成の内容をほぼ丸写しするので、時間の予想が

       立ちやすい。

       解答の途中でどう論述するかを悩むことがない。

 デメリット 解答とほぼ同じことを答案構成用紙に書くので時間ロスが多い。

 

③主語、条文番号、論点(キーワード)を簡易的につなげるタイプ

 メリット  解答に要する時間の予想も立ちやすく、論述で迷うことも少ない。

 デメリット 全文書きになりがちなので、答案構成で省略できる部分を経験的に

       わかっている必要がある。

 

私は、文章力がなく①は初めから向いていないことが分かっていたので、②から入って徐々に③にしていきました。

つまり答練などで自分はどの程度のメモ(答案構成)があれば解答がスムーズに書けるというところを把握するのです。

 

また、時間を省略するために手続きの省略語を自分で決めていました。

出願は「出」

登録は「ト」

無効審判請求は「ム」

国内優先権は「41」

などと書いていました。

 

また答案構成は時間を省略しつつも、じっくりと検討するようにしていました。

答案構成の段階で、見直しをして見落としや説明が足りない部分がないかを確認しました。解答してからでは取り返しがつかないからです。

時間配分は特実で答案構成30分、解答30分

意匠商標では40分、解答50分くらいでした。

 

自分に合った答案構成方法を見つけて、最高の解答用紙を作成しましょう。