弁理士ってどこ?

弁理士試験のテクニック、参考書を紹介するブログです。

平成30年 弁理士試験 最終合格発表

11月8日に弁理士試験の最終合格の発表がありました。

 

合格された方、おめでとうございます。

合格者は260名でした。昨年の255名より5名合格者が多い結果となりました。

 

(1)口述合格率について

口述試験受験者が268名だったのに対して

最終合格者が260名ということで

8名が不合格と思われがちですが実は口述試験にも免除制度があります。

特許庁のホームページを見るとすぐにわかるのですが

特許庁において審判又は審査の事務に5年以上従事した方」が対象です。

口述試験さえも免除になるなんて特許庁で働くと弁理試験合格がほぼ確実なものになるのですね!

 

本年は免除者が7名いますので口述試験を受験して合格した方は253名ということになります。

受験者は上述の通り268名なので15名が残念ながら不合格だったことになります。

 

ちなみに昨年は口述の受験者254名に対して合格者255名と受験した人よりも合格者のほうが多い結果でした。

これも同じ理由で昨年は5名免除者がいましたので

口述試験を受験して合格した方は250名で受験者254名のうち4名が不合格になったことになります。

 

そう考えると口述の合格率は

本年:94.4%

昨年:98.4%

若干口述試験落ちが増えています。

 

(2)最終合格率について

本年は志願者が3,977名ですので

志願者に対する合格率は 

260÷3977=6.54%(昨年5.86%)

 

なぜか弁理士試験(他の資格試験も同様なのか??)は志願者ではなく実際に試験を受けた受験者を母体として合格率を出すのが一般的です。

受験者に対する合格率はなかなか計算が難しいのですが

短答の受験率が89.3%なので短答を受験しなかった人は369名です。

志願者(3977名)のうち短答を受験しなかった人(369名)は受験者にカウントされません。

論文や口述を受けない人はごくわずかと考えられますので、本年の受験者は

3977-369=3608名

受験者に対する合格率は

260÷3608×100 = 7.2%(昨年 6.5%)

昨年よりは少し、受かりやすくなったことになります。

(3)最後に

平成30年の弁理士試験は幕を閉じました。

受験願書の受付が開始した平成30年3月16日から合格発表のあった平成30年11月08日まで実に約8か月にわたる長い戦いでした。

全く勉強しないで願書を出す人はいないでしょうから、準備期間も合わせると弁理士試験の受験者は本当に長期間勉強をしていることになると思います。

受験された方は本当にお疲れさまでした。